Webライターのみなさん、こんな時ありませんか?
- 個人ブログでゲームをおすすめしたい。
- クラウドソーシングサイトでゲームおすすめ記事の執筆依頼がある。
- YouTubeでゲームを紹介をするためのシナリオを作りたい。
Webライターをしていると、ゲームのおすすめ記事や紹介文を書く機会があります。
そんな人のために、わかりやすいゲームのおすすめ記事の構成のコツ、書き方を説明します。
ゲームのおすすめ記事の基本構成
記事によっては、「おすすめゲーム5選」など複数取り上げる場合もありますが、今回はひとつだけを取り上げる記事を例に進めていきます。
複数の場合は、基本構成をもとにボリュームを調整してください。
ゲームのおすすめ記事の基本構成は、以下の通りです。
- リード文
- ゲーム概要
- おすすめポイント
- 気になった点
- まとめ
今回は、筆者の大好きなゲームのひとつ「 Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ ドーン)」を例に挙げて、具体的な原稿を書き進めていきます。
リード文の書き方
リード文は、その先の本文を読み進めてもらうための導入部分です。
「リード」という文字通り、まさに読者を本文に誘導する(leadする)重要な役割を持っています。
- 最大のおすすめポイント
- 販売本数や受賞など特筆すべきこと
- どんな人に遊んでもらいたいのか
- このゲームを観てどんな気持ちになれるのか
などを踏まえて、読者に興味を持ってもらえるよう、さくっと短くまとめるのがコツです。
リード文の例文
- 息を飲むほど美麗なグラフィック、戦略性の高い機械獣とのバトル、奥深いストーリーに、どハマり必至!販売本数2000万本超えの名作アクションRPGです。
- 時間を忘れてゲームに没入したい方、美麗なグラフィックを楽しみたい方、戦略性の高いアクションを堪能したい方に、ぜひプレイしてもらいたい名作アクションRPGです。
ゲーム概要の書き方
ゲーム概要には、
- 開発者情報
- ジャンル
- 主人公またはゲームの目的
- ゲームの舞台
- (前作があれば)本作への期待度
などを短くまとめて、次のおすすめポイントの文章にテンポ良くつなげましょう。
ゲーム概要の例文
- 「Horizon Zero Dawn」は、2017年2月のリリース。独特な世界観が特徴的なFPSゲーム「KILLZONE」シリーズを手掛けたゲリラゲームズが開発した新規タイトルです。
- ゲームの舞台は、大災厄に襲われてから1000年後の文明が失われた世界。広大な自然の中で人類は原始的な狩猟と採集を行う生活を送り、危険な機械獣たちが世界を支配しています。
- 主人公アーロイは、自身の出生の謎を解き明かすために、機械獣たちとの戦闘を繰り広げながらオープンワールドを探索します。
おすすめポイントの書き方
おすすめポイントは、読者にゲームの面白さを伝える一番大切な要素です。
- 世界観の魅力
- ストーリーの魅力
- キャラクターの魅力
- システムの魅力
- 操作性についての魅力
- (前作があれば)バージョンアップしたところ
などを踏まえて書きましょう。
「どうか、このゲームを遊んでほしい!」という気持ちが伝わるように、個人的な思い入れたっぷりに、熱量を高めて書いてください。
おすすめポイントの例文
- なんと言ってもグラフィックが超綺麗!壮大な自然は360度、どこを見渡しても絶景。朽ち果てた建造物が、自然に飲み込まれている様も美しい。その自然色の中に現れるメタルむき出しの機械獣が、ミスマッチで印象的です。
- ハリウッド映画並みの奥深いストーリーにも引き込まれます。実は最初は、原始的な人間と機械獣という関係に「正直、無理やりな設定だな」などと思っていました。しかし、物語が進み謎が解けていくにつれて、驚きと納得感を覚えるようになります。
- 主人公アーロイのキャラクターもゲームの魅力のひとつ。少女を大人にしたようなルックスに、日本の社会人だったら絶対に注意されるくらいの遠慮のない言葉遣い。初めて王様と会っても挨拶はしないし、確か「お前」って呼んでいたような気が……。でも、優しくて真っ直ぐな性格のため、周りの人を惹きつけてしまいます。
- 操作については、わりとやることが多いという印象です。基本的には弓を使い戦闘を行いますが、様々な特性を持つ機械獣に合わせて武器を選び、手順を整える戦略性の高いバトルとなっています。特に強い機械獣の場合、弱点を狙うとか、凍らせて弱体化させるとか、ロープで拘束するとか、罠を仕掛けるといった戦略を練らなければなかなか倒せません。その分、苦労して倒した時の達成感があります。
- サブクエストやお使いイベント、素材を集めてのクラフトなどやり込み要素も豊富。これについては意見が様々だと思いますが、オープンワールドRPG初心者の人であれば十分過ぎるボリュームでしょう。
気になった点の書き方
実際にプレイしてみて気になったところがあれば、正直に書くことも大切です。
正直な文章は、読者から信頼を得ることにもつながります。
ただし、作品の悪口を言う感覚ではなく、愛情を持って書いてあげてください。
気になった点の例文
- ただ、ひとつだけ気になったところは、アイテムを作るための素材集めが面倒だったことです。ゲーム終盤、魚の皮がなかなか集まらなくて、いくつも川に入り、魚を探さなければいけなかったのは少し疲れました……。
まとめの書き方
まとめは、読者にプレイしてもらうための最後のひと押しです。
- 買うべき理由
- お得情報
などを踏まえて、気持ちよく締めくくりましょう。
まとめの例文
- 発売から6年以上も経っているのに、全く古さを感じません。しかも、拡張コンテンツ「凍てついた大地」も含む「Horizon Zero Dawn Complete Edition」は、プレイステーションストアで¥2,189(2023年3月時点)と超お買い得。今買えば、絶対にお得な1本です!!
- 自然美と機械が織りなす世界に没入すること間違いなしの1本です。ぜひプレイしてみてください。
- 2022年2月には正当続編「Horizon Forbidden West」を既にリリース。その前に、ぜひ第1作目「Horizon Zero Dawn」を堪能してみてください。
おすすめ記事の例文
それぞれの要素を整えて、おすすめ記事に整えました。
1,000文字のおすすめ記事
Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ ドーン)
息を飲むほど美麗なグラフィック、戦略性の高い機械獣とのバトル、奥深いストーリーに、どハマり必至!
販売本数2000万本超えの名作アクションRPGです。
「Horizon Zero Dawn」は2017年2月のリリース。
ソニー傘下のゲリラゲームズが開発した新規タイトルです。
ゲームの舞台は、大災厄に襲われてから1000年後の文明が失われた世界。
広大な自然の中で人類は原始的な狩猟と採集を行う生活を送り、危険な機械獣たちが世界を支配しています。
主人公アーロイは、自身の出生の謎を解き明かすために、機械獣たちとの戦闘を繰り広げながらオープンワールドを探索します。
なんと言ってもグラフィックが超綺麗!どこを見渡しても絶景。
大自然の中に現れるメタルむき出しの機械獣が、ミスマッチでとても印象的です。
ハリウッド映画並みの奥深いストーリーにも引き込まれました。
実は最初は、原始的な人間と機械獣という関係に「正直、無理やりな設定だな」などと思っていましたが、物語が進み謎が解けていくにつれて、驚きと納得感を覚えるようになります。
操作については、わりとやることが多いという印象です。
基本的には弓を使い戦闘を行いますが、様々な特性を持つ機械獣に合わせて武器を選び、手順を整える戦略性の高いバトルとなっています。
特に強い機械獣の場合、弱点を狙うとか、凍らせて弱体化させるとか、ロープで拘束するとか、罠を仕掛けるといった戦略を練らなければなかなか倒せません。
その分、苦労して倒した時には最高の達成感が得られます。
サブクエストやクラフトなどやり込み要素も豊富。
オープンワールドRPG初心者の人であれば十分過ぎるボリュームでしょう。
ただ、ひとつだけ気になったところは、アイテムを作るための素材集めが面倒だったことです。
ゲーム終盤、魚の皮がなかなか集まらなくて、いくつも川に入り、魚を探さなければいけなかったのは少し疲れました……。
発売から6年以上も経っているのに、全く古さを感じません。
しかも、拡張コンテンツ「凍てついた大地」も含む「Horizon Zero Dawn Complete Edition」は、プレイステーションストアで¥2,189(2023年3月時点)と超お買い得。今買えば、絶対にお得な1本です!!
2022年2月には正当続編「Horizon Forbidden West」を既にリリース。
その前に、ぜひ第1作目「Horizon Zero Dawn」を堪能してみてください。
500文字のおすすめ記事
Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ ドーン)
息を飲むほど美麗なグラフィック、戦略性の高い機械獣とのバトル、奥深いストーリーに、どハマり必至!
販売本数2000万本超えの名作アクションRPGです。
「Horizon Zero Dawn」の舞台は、大災厄に襲われてから1000年後の文明が失われた世界。
危険な機械獣たちが世界を支配する中、主人公アーロイは自身の出生の謎を解き明かすためにオープンワールドを探索します。
なんと言ってもグラフィックが超綺麗!どこを見渡しても絶景。
大自然の中に現れるメタルむき出しの機械獣が、ミスマッチでとても印象的です。
基本的には弓を使い戦闘を行いますが、様々な特性を持つ機械獣に合わせて武器を選び、手順を整える戦略性の高いバトルとなっています。
特に強い機械獣の場合、弱点を狙うとか、凍らせて弱体化させるとか、ロープで拘束するとか、罠を仕掛けるといった戦略を練らなければなかなか倒せません。
その分、苦労して倒した時には最高の達成感が得られます。
ハリウッド映画並みの奥深いストーリーも秀逸で、サブクエストやクラフトなどやり込み要素も豊富。
自然美と機械が織りなす世界に没入すること間違いなしの1本です。
まとめ
おすすめ記事は、正当な評価や分析を書くことより、書く側の熱量を前面に出した方が良いと思います。
ゲームのおすすめ記事を書く参考に、少しでもなれば幸いです。