文字入力の作業中、ちょっとした技を知っているか知っていないかで、ライティングの効率を上げることができます。
この記事では、格段と効率が上がるほど大げさなものではないですが、ライターであれば知っておいた方が良い文字入力の超基本の便利技を紹介します。
ライター歴25年以上の筆者ですが、恥ずかしながら最近覚えた技もあります。
ですので、ライター歴の長い方でも念のため読んでいただくと、思わぬ発見があるかもしれません。
ショートカットの便利技
文字を選択

選択したい文字の先頭にカーソルを持っていき、

[Shift]+[→]
で移動した数だけ文字を選択できます。

[Shift]+[↓]
で一行選択できます。
少ない文字数の選択であれば、マウスやタッチパッドを使うより効率が良いです。
コピー&ペースト
文字をコピーして、コピーした文字を指定の位置に貼り付けます。

まず文字を選択して、
Windows:[Ctrl]+[C]
Mac:[command]+[C]
でコピーできます。

貼り付けたい位置にカーソルを持っていき、
Windows:[Ctrl]+[V]
Mac:[command]+[V]
でペーストが完了です。
カット&ペースト
文字を切り取ってコピーして、コピーした文字を指定の位置に貼り付けます。

まず文字を選択して、
Windows:[Ctrl]+[X]
Mac:[command]+[X]
でカットできます。

「いきなり」の文字が切り取られました。

貼り付けたい位置にカーソルを持っていき、
Windows:[Ctrl]+[V]
Mac:[command]+[V]
でペーストが完了です。
文の前後を入れ替えたり、文節を移動させたりする場合に便利です。
取り消し&やり直し
直前のコマンドを取り消す場合は、
Windows:[Ctrl]+[Z]
Mac:[command]+[Z]
で、ひとつ前の状態に戻ります。
やり直す(取り消したコマンドを取り消す。取り消す前の状態に戻す)場合は、
Windows:[Ctrl]+[Y]
Mac:[command] +[shift] +[Z]
で、やり直すことができます。
検索と置換
原稿を書いている途中や書き終えた時に、単語や文節の表記を置き換えたい時に大変便利な技なので、ぜひ覚えてください。

Windows:[Ctrl]+[H]
Mac:[command] +[option] +[F]
で置換ウィンドウが表示されます。
表示されない場合は、Wordの場合は「ホーム」>「虫メガネアイコン」>「置換」、メモ帳の場合は「編集」>「置換」。
アプリケーションによってウィンドウのレイアウトは若干違いますが、上の画像と大体同じようなウィンドウです。

置き換え対象の言葉を入力します。

文章内の置き換え対象の言葉が選択されます。

置き換えたい言葉を入力して「すべて置換」ボタンをクリックします。

これで置き換えが完了します。
記号入力の便利技
ほとんどの記号は「きごう」を入力すれば変換ができますが、使用頻度の高い記号については個別に変換方法を覚えることをおすすめします。
みぎ | → |
ひだり | ← |
うえ | ↑ |
した | ↓ |
やじるし | →↑↓← |
しかく | ◇◆■□ |
まる | ○●◎ |
さんかく | △▲▽▼ |
ほし | ☆★ |
ずけい | ◆◇■□○●◎▲△▼▽☆★ ※Windowsのみ |
たす | + |
ひく | − |
かける | × |
わる | ÷ |
いこーる | = |
けいさん | ≧÷±-×+=≠<≦> ※Windowsのみ |
かなモードのまま英数を入力する便利技
通常、かなモードで日本語入力をしている間に少しだけ英語入力が必要になる場合、「英数キー」を押して英数モードに切り替えてから英語を入力し、「かなキー」でかなモードに戻して日本語入力を続けます。
この操作って、意外と面倒だと思います。
そんな時に便利な方法を紹介します。

[Shift]を押しながら最初の一文字を打ちます。
[Shift]を離して続きの文字を打ちます。
[Shift]を押せば「かなモード」に戻ります。
まとめ
文字入力の便利技をいくつか覚えるだけでも、文字入力の効率が上がります。
この他にも、WindowsでもMacでも使える便利技がありましたら、コメント欄にて教えていただけると幸いです。

この記事も参考になると思いますので、ぜひ読んでみてください。