副業で人気のWebライター。
これから始めようか迷っている人にとって、自分がWebライターに向いているかどうかは気になるところでしょう。
この記事では、Webライターに向いている人、そして、そうでなくてもWebライターになるためのポイントを紹介します。
普段から文章をよく読んでいる人
文章を読むことは、文章を書くことより重要だと思います。
文章といっても、小説などの書籍に限らず、ブログやアプリのニュース記事などの文章に触れていれば大丈夫です。
なぜ文章をよく読む人がなぜWebライターに向いているかというと、普段からたくさんの文章に触れていることで、読みやすい文章や読みにくい文章の区別ができているからです。
そういう人は、自分が書く時に、読みやすさを考えて書くことができます。
そして、文章をよく読む人は読解力もついているので、自分の書いた文章を読み直す時に、修正すべき箇所や追加すべき内容に気付きやすいはずです。
また、インターネットや資料を読み込む時も読む力は大切です。
読み慣れている人は、文章を読むスピードも早く、要点をつかむことも上手なはず。
だから、原稿を書く効率もいいですし、的を得た文章を書くこともできます。
文章を読み慣れていない人へ
文章を読み慣れてないのであれば、まずは読む習慣をつけましょう。
おすすめは、ニュースアプリやYahoo!ニュースなどの記事です。
タイトルを読んだだけでも大まかな内容が分かりますし、文章も読みやすく、何がどうなったか、いわゆる5W1Hがしっかり伝わります。
必ず、プロが書いた文章を読んでください。
個人ブログの文章はおすすめしません。
なぜなら、下手な文章や癖の強いものも多くあるからです。
パソコン作業が苦にならない人
Webライターの仕事は、受注から執筆、納品まで全てパソコン上で完結します。
それがWebライターという仕事の魅力ですが、逆を言えばパソコンに向かうだけのとても地味な作業です。
パソコン作業にすぐストレスを感じてしまう人は向いていないかもしれません。
パソコン作業が苦手な人へ
最低限のパソコン操作はできるけど、長時間パソコンの前にいるのが苦手という人はいると思います。
ちなみに、筆者もパソコンに向かう作業がわりと苦手です。
だから、ネットで何か調べ物をする時、原稿を書く時以外はなるべくパソコンから離れるようにしています。
具体的に言うと、文章の大まかな流れを考える時はパソコンから離れノートとボールペンを使うようにしています。
また、知らない漢字があるとわざわざ辞書を引くようにもしています。
それでも、パソコンから離れるのが難しい場合は、環境を変えるのがおすすめです。
自宅の作業場を飛び出し、図書館やカフェなど環境を変えて気分転換をすると良いでしょう。
好奇心がある人
文章を書く準備段階として、インターネットや資料で情報を集める作業が必ずと言っていいほど発生します。
こういったリサーチ力は、好奇心が大きく影響します。
例えば、映画を一本紹介する記事を書くとしましょう。
普通、公式サイトや映画紹介サイトを閲覧しながら、作品のストーリー、監督、キャスト、レビューなどを参考に書くと思います。
さらに、好奇心があれば、この監督のインタビューを探して、映画作りにかける想いやキャストとのエピソードを読んでみる。
また、監督やキャストの前作を調べることでも、面白いネタが見つかることがあります。
そうした話題を文章に盛り込むと、より読者がその映画に興味を持てるようになります。
つまり、人よりいい文章を書くことができるようになるのです。
好奇心がないと思う人へ
好奇心がないと思う人は、ひとつの話題に対して、関連するキーワードを調べてみる癖を付けると良いでしょう。
例えばリンゴであれば、そのリンゴの形・色・味などの特徴、レビュー、品種、品種のルーツ、産地、生産者のこだわり、アレンジレシピなどを調べてみます。
その中に、なるほどと思える発見があれば、きっとそのリンゴに興味が持てるはずです。
興味を持つことができれば、好きになりますし、好きになればもっと知りたくなる。
そういった習慣を身につけることで、好奇心を養っていただければと思います。
得意分野がある人 専門分野の知識がある人
専門知識がある人は、Webライターに向いていますし、大変有利です。
依頼記事の中には、専門知識がないと書くことのできないものもたくさんあります。
例えば医療、法律、金融、健康食品、化粧品などなど。
いくら経験のあるWEBライターでも、専門知識がないと、こういった分野の仕事には手を出しません。
つまり、初心者でも専門知識さえあれば、仕事を取りやすいということになるのです。
さらに、発注者側にとっても、専門知識のあるライターはたくさんいるわけではないので、ありがたい存在です。
きちんと文章を書くことができれば、以降、継続的に仕事を発注・受注できる関係になりやすいというメリットもあります。
専門知識がないという人へ
専門知識がないという人もいると思いますが、心配は無用です。
先に述べた好奇心をもって、自分の興味のある分野の文章を書いていくうちに、専門知識として身についていきます。
映画でも、ゲームでも、コスメでも、なんだっていいのです。
あなたに興味さえあれば、大丈夫。
繊細な人 HSPの人
断言はできませんが、繊細な人やHSPの人は、Webライターに向いていると思います。
HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリ―・センシティブ・パーソン)の略です。
とても繊細で敏感な気質の人のこと。病気ではなく、気質を指す言葉です。
人口の15%~20%はHSPと言われていますので、特別な存在ではありません。
しかし、HSPと気づかれにくい分、社会や会社の中で知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまい、生きづらくなってしまうことがあります。
周りの環境に影響されやすく疲れてしまうような人にとって、Webライターの仕事はやりやすいでしょう。
わずらわしい人間関係で悩むこともありませんし、他人に合わせる必要もありません。
コツコツと自分のペースで働くこともできます。
そして、繊細じゃなければ文章を書くことはできません。
普通の人が気づかない些細なことに目を向けることができる、そういった人はWebライターに向いているのです。
締め切りを守れる人 報連相ができる人
最後に、締め切りを守れる、報連相ができる人についてですが、これは向いている人というより、Webライターになる絶対条件です。
というより、仕事をする人の絶対条件なのですが、悲しいことに締め切りを守れない人や報連相ができない人は意外と多いです。
筆者は発注者としての経験もたくさんありますが、締め切りを守っていただけなかったり、連絡が取れなくなったりしたことが何度かあります。
もしかしたら、顔の見えないインターネット上の仕事なので、締め切りを守らなければいけないとか、報連相をしなくてはいけない気持ちが緩んでしまったのかもしれません。
しかし、それは大変な間違いです。
よほど発注者側が悪質ではない限り、どんな仕事でも守るべきことは守りましょう。
まとめ
Webライターに向いている人は、普段から文章をよく読んでいる人、パソコン作業が苦にならない人、好奇心がある人、得意分野がある人、専門分野の知識がある人などです。
ただ、向いていない部分があっても全く心配はありません。これから改善すればいいだけですし、誰にでもできるレベルの話です。
Webライターに興味がある、Webライターになりたいという気持ちが一番ですので、まずはひとつひとつステップアップしていきましょう。