【初心者Webライター向け】 WordPress(ワードプレス)で直接入稿  ブロックエディタの使い方 

WordPressは世界中で利用されているブログソフトウェア。 

デザインのカスタマイズも自由自在ですので、個人ブログだけではなく、 WordPressで公式ホームページの制作・運営を行う企業やお店も多くなっています。 

クラウドソーシングサイトでも、依頼条件がWordPressで直接入稿という案件は増えています。 

WordやGoogleドキュメントとは使い方が少し違いますので、基本操作をあらかじめ覚えておいておくといいでしょう。 

ちなみに筆者の場合は、 WordPress(ワードプレス)に直接テキストを打ち込まずに、あらかじめ原稿をメモ帳(Windows)またはテキストエディット(Mac)などで準備しておき、 WordPress(ワードプレス)へコピペしながら仕上げていくという方法を取っています。 

WordPress(ワードプレス)にログインする 

WordPress(ワードプレス)に直接入稿をする仕事の場合、発注者から以下の情報が届くと思います。 

  • WordPress(ワードプレス)ログイン画面のURL 
  • ユーザー名 
  • パスワード 

まずはじめに、WordPress(ワードプレス)ログイン画面のURLでログイン画面にアクセスします。 

ユーザー名とパスワードを入力しログイン。ダッシュボード画面が開きます。 

「投稿」>「新規追加」をクリック。 

記事編集画面が開きます。 

記事を編集する 

WordPress(ワードプレス)のバージョン5.0から導入されたブロックエディタという機能を使って、編集作業を行えるようになりました。 

習得も簡単。 
大変便利ですので、この機会にぜひ覚えてください。 

基本的には、ブロックという単位ごとに編集します。 

まずはじめに、タイトルを入力しましょう。 

続いて、本文を編集します。 

タイトルの下に既に最初のブロックができていますので、テキストを打ち込む場合はそのままタイピングまたは用意した原稿をコピペしてください。 

ブロック内で改行する場合は、Shiftを押しながらEnterでオッケーです。 

ブロックの左上にブロックのメニューバーが出ています。 
一番左に段落アイコンがありますが、基本のブロックですので通常はこのまま文章を入力していきます。 

ブロックは段落ごとで区切ると良いでしょう。 

新しいブロックへ移りたい場合はEnterを押します。 
程よい空きができて、新しいブロックが表示されます。 

こまめに下書き保存 

編集中に、パソコンがフリーズするといったトラブルが生じると、せっかく書いた記事が消えてしまうことがあります。 
そのような悲惨な目に遭わないように、こまめに下書き保存することを習慣にしましょう。 

編集画面の右上「下書き保存」をクリックすればオッケーです。 

文章に見出しを入れる方法 

Webページの見出しには、重要なルールがあります。 

  • 大見出し(H1タグ):タイトル。1つのページに1回だけ使用。 
  • 中見出し(H2タグ):1つのページに何回でも使用可。 
  • 小見出し(H3タグ):1つのページに何回でも使用可。 

つまり、タイトルが大見出しですので、本文では中見出しと小見出しが使用できるということになります。 

中見出しにしたいブロックをクリックします。 

左上に表示されたメニューバーの「段落アイコン」をクリックし、「見出しアイコン」に切り替えます。 
すると、中見出しに変換されます。 
メニューバーの真ん中に「H2」と表示されていればオッケーです。 

小見出しの場合は、段落を見出しに切り替えた後に、メニューバーの真ん中の「H2」をクリックし、見出しレベルを「H3」にすればオッケーです。 

リスト表示(箇条書き表示)の方法 

リストにしたいブロックを選んで(どこかをクリックするだけ)、「段落アイコン」>「リストアイコン」をクリック。 

リスト表示されます。

リストに番号を振りたい場合は、メニューバーの「順序付きリスト」を選択します。 

画像を挿入する方法 

一通りテキストを入力したら、必要な箇所に画像を挿入します。 

挿入したいブロックとブロックの間、編集画面の真ん中あたりにマウスを持っていくと、「+」アイコンが表示されます。 「+」アイコンをクリックして「画像」をクリック。 

アップロード 

「メディアライブラリ」に画像がない場合は、「アップロード」をクリックします。 

フォルダから画像を選択してアップロードすれば、画像が表示されます。 

サイズを変更する場合は、画像を選択し画像の右または下の辺をドラッグします。 
または、編集画面の右のメニューバーでも様々なサイズ変更が可能です。 
画像下の「キャプションを追加」にキャプションを入れることもできます。 

メディアライブラリ 

「メディアライブラリ」にあらかじめ画像が保存されている場合は、「メディアライブラリ」をクリックします。 

「メディアライブラリ」画面で使用する画像にチェックを入れて、画面右下の「選択」をクリックすれば画像が表示されます。 

リンクを設定する方法 

リンクを設定したい文字を選択します。 

メニューバーの「リンクアイコン」をクリックすると、URLを入力するウィンドウが表示されますので、枠内にURLを入力。 
Enterキーを押してリンクの設定が完了します。 

文字を装飾する方法 

基本的な文字装飾(太字、色の変更、マーカー)について説明します。 

太字にする 

太字にしたい文字を選択します。 

メニューバーの「太字アイコン」クリックすれば太字に変換されます。 

文字の色を変更する 

色を変更したい文字を選択します。 
メニューバーの「さらに表示アイコン」>「ハイライト」クリックします。 

カラーパレットが表示されますので、変更したい色を選択すれば、色が変更されます。 
色を細かく調整したい場合は、カラーパレットのチェック部分をクリックすると、詳細設定ウィンドウが表示されますので、そちらで調整が可能です。 

マーカーを引く 

マーカーを引きたい文字を選択します。 
メニューバーの「さらに表示アイコン」>「ハイライト」クリックします。 

カラーパレットが表示されますので、上部の「テキストタブ」を「背景タブ」に変更。 
マーカーの色を選択すれば、マーカーを引くことができます。 

基本的な記事の編集方法は以上です。 

投稿設定を行う 

記事の編集が終わったら、投稿設定をします。 

発注者のマニュアルによって違いがありますが、基本的な設定の方法を紹介します。 

投稿設定は、画面右のサイドメニューの「投稿タブ」を選択して行います。 

カテゴリー設定 

「カテゴリー」を開いて、該当する記事のカテゴリーをチェックします。 

カテゴリーがない場合は、「新規カテゴリーを追加」を押して、「新規カテゴリー名」の枠内にカテゴリー名を入力。 
親カテゴリーの下の階層に、新規カテゴリーを入れたい場合は親カテゴリーを選択(そうでない場合はそのまま)。 
最後に、「新規カテゴリーを追加」ボタンを押して完了です。 

タグ設定 

タグとは、ブログ記事内に付ける「名札」のようなものです。 

タグを付けることで、ブログ内の記事で同じ「名札」を使った関連記事を探すこともできますし、カテゴリーや見出しほどではないですが、Googleなどの検索エンジンにも良い影響を与えると言われています。 

「タグ」を開いて、「新規タグを追加」の枠内にタグを入力し、Enterキーを押せば完了です。 
複数続けて入力することが可能です。 

この記事ですと例えば、「ワードプレス」「直接入稿」「ブロックエディター」という言葉でしょうか。 

アイキャッチ画像設定 

アイキャッチ画像とは、ブログ記事の一覧などで見られるサムネイルとして表示されたり、各記事の冒頭に大きく表示される画像のことです。 
SNSでシェアされた時にも、アイキャッチ画像が表示されます。 

「アイキャッチ画像」を開いて、「アイキャッチ画像を設定」をクリック。 

メディアライブラリで使用する画像を選択して、右下の「アイキャッチ画像を設定」を押せば設定完了です。 

プレビューと下書き保存 

記事の編集と投稿設定が完了したら、プレビューで仕上がりを確認します。 

画面右上の「プレビュー」をクリックします。 
最初は「デスクトップ」表示になっていますので、「タブレット」「モバイル」表示も確認して、問題があれば修正してください。 

何も問題がなければ、「下書き保存」を押して記事編集の完成です。 

そのままブラウザを閉じるか、右上の「こんにちは、◯◯さん」にマウスを持っていき「ログアウト」して作業を終了してください。 

「こんにちは、◯◯さん」が表示されていない場合は、投稿一覧画面かダッシュボードに戻ってください。 

まとめ 

WordPress(ワードプレス)で直接入稿するための、ブロックエディタの基本的な使い方を紹介しました。 

記事の編集、投稿設定など基本的な使い方を覚えておけば、Webライターとして仕事の幅が広がります。 

また、のちに自分でブログを立ち上げる時には必須スキルとなりますので、しっかり覚えましょう。

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