在宅ワークやフレックスタイムの導入など働き方改革が進む中、副業を考えている人は多いようです。
もちろん、収入を増やしたい、今とは違う仕事をやってみたいという人にとっても、副業を始めることは良い選択です。
その中でも、インターネット上で仕事が完結する副業は人気です。
プログラミングやWeb制作、デザイン制作、ライティングなど様々な副業がある中、Webライターに興味がある人もたくさんいると思います。
そんな方に向けて、Webライターとはどんな仕事なのか、収入はどのくらいか、将来性はあるのか、メリットなどの疑問にお答えします。
Webライターとは?
Webライターをひとことで言うと、WEBメディア上の文章を書く仕事です。
Webメディア(インターネットで閲覧できるメディア)ということは、かなり広い範囲に及びます。
仕事内容を具体的に挙げてみると……
- Webサイト内の文章
- ブログの原稿
- EC(ネット通販)サイトの商品紹介文
- ニュースサイトの原稿
- SNS(TwitterやFacebookなど)のテキスト
- メルマガの原稿
- YouTubeのシナリオ作成
など様々です。
Webライターの収入は?
結論を先にいいますが、副業として3万円の収入を得ることは難しくはないと思います。
初心者レベルでもできる仕事の単価は、1文字1円前後。

この画像の通り、1文字1円の仕事は常にたくさん募集中になっていますので、最初はこういった仕事をこなしていくのが良いでしょう。
1つのブログ記事が大体3,000文字だから、1つの記事で3,000円。
平日の空き時間を使い月曜から金曜で1記事、土日に1〜2記事仕上げることができれば、月に約10件で30,000円の収入を得ることは難しいことではないかもしれません。
ただし、それ以上、5万円、10万円の収入をWebライターだけで増やしていくことは、それなりの努力が必要です。
3,000円(3,000文字)の記事を月に30以上も書かなければ10万円にならないと思うと、モチベーションが下がりますよね。
収入を上げるには、質の高い記事を書くことで、より単価の高い仕事をこなせるようにならなければいけません。
どうすれば、仕事の単価が上がるようになるか、いくつか例を挙げておきます。
- スピーディーにかつ確実に仕事をこなし、クライアントからの信頼を得る。
- SEO(検索エンジン最適化)を考慮した文章が書いて、クライアントからの信頼を得る。
- どんな記事を書いたらいいかなど企画から携われるようになる。
- 専門分野を持っている。(医療、法律、税金など)
- インタビュー取材して、記事を書くことができるようになる。
ライターとしてのレベルが高くなれば、単価は倍以上になることがあります。
そうなれば、副業ではなく、本業としてWebライターになることも夢ではありません。
頑張れば、年収300万円前後は狙えそうです。
ただし、フリーランスとして働けば、安定収入が得られないという不安もありますので、よく考えて行動してください。
いずれにしても、副業から始めるというのが、絶対におすすめです。
Webライターの将来性は?
Webライターの将来性は、あります。
ただ正確に言うと、これから将来に向けてぐんぐんと伸びていくわけではないですが、安定的に増えますし、決して無くなることはないということです。
筆者は25年以上、ライターの仕事をしています。
1990年代は、雑誌などの紙媒体も多く出ていましたので、取材して文章を書くような仕事がたくさんありました。
ところが、2000年前後にインターネットが急速に普及すると、雑誌などの数は一気に減り始め、取材記事の仕事がぐんと少なくなりました。
その一方で、Webサイトの原稿づくりやメルマガ配信など新しい仕事が増えてきました。
つまり、時代とともにどんなにメディアが変化しても、文章を書くという仕事は永久に無くなることがありません。
もし無くなるとすれば、それは、私たちが日本語(言葉)を使って意思表示や会話をしなくなる時が来ればという話です。
安心してWebライターを始めてみてください。
Webライターをやるメリット?
Webライターをやることは、メリットしかありません。
Webライターをすることで身についたスキルを広い意味で言うと「情報を集めて、物事の要点を整理し、分かりやすく伝える能力」です。
この能力は、社会生活のありとあらゆるところで役に立ちます。
例えば、
- 端的で伝わりやすいメールを送ることができる。
- 相手の言うことの要点をつかみ理解することができる。
- プレゼンを作るのがうまくなる。
- プレゼンを話すこともうまくなる。
- コミュニケーション能力が上がる。
- より良い人間関係が築ける。
本当にいいことばかりです。
また、情報を集めたり、深く知ろうとする習慣が付くことで、いろんなことに興味が持てるようになることも大きなメリットです。
つまり、好奇心が育まれます。
まとめ
Webライターをひとことで言うと、WEBメディア上の文章を書く仕事です。
Webライターを副業にすれば、3万円の収入を得ることは難しくはありません。
ただし、それ以上の収入を得たり、本業としてやっていくことは、それなりの努力が必要です。
将来性については、私たちが日本語(言葉)を使う以上、おそらく永久になくなることのない安定した仕事と言えます。
Webライターをやることで、分かりやすく物事を伝えるスキルが身につきます。
Webライターを副業として始めることは、おすすめです。
副業でWebライターを考える人にとって、参考になれば幸いです。